結婚をして母と離れて暮らす事ができて、本当に嬉しかったです。
母は可哀想ではありますが、1Kのマンションに引っ越ししました。中は比較的キレイでしたし、快適に過ごせていたと思います。
けれど祖父母は母の部屋を訪れた時、可哀想だと泣いていたみたいです。私はこんな事で泣いてくれる親がいて、正直羨ましかったです。
後から知りましたが、私達が小さい時から母は祖父母からも生活費の援助をしてもらっていたみたいです。
父から聞く話では、「生活費は入れていたけれど母が節約できていないから足りなかったんだ!」と言いますし、母からは「家庭を顧みなければお金も入れない人だった!」と聞きます。
私から見ても、父は本当に家庭を顧みず、自分の思うまま行動していたように思います。実際、「家賃を振り込んで!」と母が怒っているのを何度も見た事がありますし、社員旅行は海外が多かったのですが父だけ行っていました。
また、母が頑張って貯めていた貯金で300万位する車を相談なしに買ってきた事もあったので、母の言う事が正しいのか?と思う事もあります。一度給料明細を見た事があるのですが、一家4人が暮らすには十分な年収でした。
父も父で本当に罪深い人だと思います。結婚したなら、子供が生まれたなら、覚悟を決めて家族を守ってほしかったです。私は父に対しても母と同じ感情しかありませんが、今現在父は大変反省をしているようなので、そこだけは評価しようと思います。
一方母は母で、タバコ・ビールは制限なかったですが、その代わり洋服や宝石や趣味に遣っている様子もなかったので、そんなにお金を遣っているようには見えませんでした。ただ、ビール・タバコは本当に制限なかったので、ここの部分を節約すればだいぶ違ってきたのでは?と思います。
けれどワンオペで家庭を顧みない夫を待つ日々も想像するだけで辛いので、ここは必要経費なのかな?とも思ったりします。
二人が話し合う機会は今後訪れる事はないので、この論争は一生未解決のままでしょう。
母の性格が嫌で家庭を顧みなくなったのか、父が家庭を顧みないせいで母の性格がこうなってしまったのか、どちらが先か分かりませんが、私としては愛情はあるけど貧乏か、愛情はないけれどお金はあるか、せめてどちらかだけにしてほしかったなーと思ってしまうのでした。