母は何年か前に再婚したのですが、再婚の報告は私達にはなくなぜか姉の旦那さんに伝えていました。そこから私達に伝えてくれるだろうという魂胆です。
もうだいぶ母を支えてくれていたようなので、どうぞご勝手に。という気持ちでした。母は当然その人には自分が可哀想な所しか話していないので、私達をきっと冷たい娘達だと思っている事でしょう。
祖母のお葬式の時に、それなりにお金がかかる事となりました。
私も姉も香典は一般的な金額よりも多く包んで渡しましたが、けれどもうこれ以上母を助ける必要はないと思っているのでそれ以上の援助はしていと決めていました。自分達の生活もあるので。
母は「こんなお金払える訳ない!」となぜかキレていました。コツコツと貯金をしていたら何とか払える金額ではあったのですが、持っているお金はほぼ使ってしまう母なので全く貯金がない様子でした。
母は昔から節約・貯金が苦手なようです。父からもらうお金も少なかったと思うのですが、ある分でやりくりするのは当たり前な事です。だいぶ後になって知りましたが、幼少期に引っ越ししたあたりから祖父母からも家計が苦しいからと少し援助してもらっていたみたいです。
母はお酒とタバコについて本当に制限する事はなかったので、そこの分を頑張って貯めていたら結構な金額になっていたのではないかと思います。私達は自分の事は自分で、と言う方針で教育されてきましたので、前にも書きましたが高校の時からバイト代でやりくりしてましたし、車の免許も自分で出しましたし、短大も奨学金を借りて自分で返しましたしその時の生活費も食費も、結婚費用なども全て自分でしてきました。そこに何十万単位で母にお金を渡していました。
母も途中から自分の生活費を稼がなければいけないのは大変だったかと思いますが、本当に毎日飲み歩いていたので、そのお金は結構な金額になると思います。
祖母が亡くなるまでの数年間は祖父母の家に帰っていたので、家賃は無料なのです。家賃が浮くとなればだいぶ余裕が生まれるはずなのに本当に不思議です。
一応私の子供が生まれてから、誕生日月にそれぞれ5万円お祝いをくれるようになりました。それをくれる時も、「頑張ってあげれてるやろ?」と言ってきます。めちゃくちゃ恩着せがましいです。当然私は2回とも里帰りはしていませんし、母に子育てでも手伝ってもらった事はありません。
たった年10万くれるだけでそんな事を言われるのが苦痛ですが、今までの分を取り返している位の気持ちでもらっています。(子供の貯金にしていますが)
今までどれだけ周りに恵んでもらっていたのでしょうか・・・相当な金額になると思います。母が昔言っていました。祖父母があまりお金をくれないと。私はその言葉を信じていたので祖父母から生活費の援助があった事に驚きました。
母は人に感謝という事を教わらず成長してしまったのでしょう・・・特に私達こどもに対しては、自分が悪い事をしてしまった時は「わりぃわりぃ!」で済ませていましたし、ありがとうの時は「サンキュー!」ってすごい軽い口調で言っていました。人からしてもらう事は当たり前で、してあげる事に対しては恩着せがましい本当にどうしようもない人です。今現在は母と関わらず生きていけているので、再婚してくれて助かりましたし、再婚相手の人はなぜ母でよかったのか不思議ですが、とりあえずよかったです。