母は一般的な母親がしてくれる事はしませんが、一般的な子供がする事以上を求めてくる人でありました。母の機嫌を伺い、機嫌が悪い時には何をしたら喜ぶか空気を読んで行動しなければいけません。
そんなに機嫌が悪いのなら、もう私は部屋に閉じこもり迷惑をかけずに過ごしたかったのですが、部屋で過ごしすぎると、それはそれで機嫌が悪くなっている気がするのです。
姉と仲良くしてもいや~な空気感を出してきます。
ちょっとここで色々と思い出した事を書いていこうと思います。
●細かい事ですが、幼稚園の時にバス停まで結構距離があったのですが、何度かお迎えを忘れる事があったので、一人で帰る事がありました。昔なので親がバス停にいなくても連絡はしてくれませんし、そのままおろされます(笑) そのまま一人トボトボと帰ります。治安の良い場所でよかったです。
●幼稚園頃までは一応髪を乾かしてくれていた記憶があるのですが、小学校にあがるタイミング?で自分でしろ、しなかったら自然乾燥やと、本当にしてくれませんでした。(ちなみに早生まれです)
●髪を結ぶ時、動いてしまったら結構な力でブラシで頭を叩かれます。
●朝母親が先に起きている事もあったのですが、私がなかなか起きない時は結構な力で足蹴りされます。基本的にカッとなると叩かれます。
●傘を持っていく事を忘れても持ってきてくれる事はないので、ずぶ濡れのまま家に帰っていました。(小学校低学年の頃から)
●忘れ物を持ってきてくれる事もありません。取りに帰らなければいけません。
●今日雨が降るから傘持って行きなさい、今日は寒いからもっと暖かい服を着て行ったら?今日は暑いから気を付けて!そんな言葉かけてもらった事あったかな?いつもいつも自己責任で生きてきました。
●タバコ・ビールは毎日当たり前で、学校から帰ってくるとすでに飲んでいたりしました。タバコは目の前でパカパカ吸うので服にも染みつきます。タバコの臭いが大嫌いなので、タバコを吸わないでほしいとお願いした事もあったのですが、「将来自分の家でそうしろ。ここは私の家だ」と言い放ちました。結婚してから母が私の家に来た時、「来客の人にもそうだけどタバコはベランダで吸ってくれ」とお願いした時、「お客さんにもそういうの?アホちゃう?とキレられました。」 まだ洗脳が完全に解けていない時だったので、私は失礼な事を言ってしまったのかと落ち込みました。
●行事以外のお弁当作りはしてくれない。前の記事にも書きましたが、中学の時は土曜日・高校からは毎日お弁当を作るか買って持っていきました。高校からは当然自分のお金です。
自分は不真面目で不誠実なくせに、私たちには真面目に生きさせようとしてくるのです。早くから自立はさせたいが、自由にはさせてくれない、とてもしんどい生活でした。けれど学生の時は他の家庭がどんなものか分からなかったので、それが普通だと思っていました。
私は常に、これをしたら怒られるかな?あれをしたら怒られるかな?そう考えるクセがついてしまっていました。高校になり、当然お小遣いはもらえないのでバイトをしていましたが、そのバイトで稼いだお金で物を買う事すら買いすぎたら怒られるかな?とか考えていましたし、一度、1万円位するスニーカーを購入する際自分にとってはとても高額な為、母に許可を取り購入した事を覚えています。
中学・高校と反抗期はなく(反抗したら何をされるか分からないから)、友達が親に偉そうな口調で話しているのを聞いた時には、「わー絶対後でめっちゃ怒られるんやろうな・・・」と勝手にゾッとしたりもしていました。
とにかく反抗は許されません。理不尽な事を言われたからこちらが怒っているのに対し、親に言い返したという所だけを拾って逆切れしてきて、こちらが謝るまで許してくれる事はありません。姉は言い返すタイプだったのですが、大人になり知りましたが1週間ご飯を作ってくれなかった事もあったそうです。
なので、本当に親に隠し事すらした事がありませんでした。隠し事なんてしたら、親に嘘をついているのと同じように感じていましたので、それすらしてはいけないと思い込んでいたのです。